長ネギ調製機開発ストーリー ∼第二章∼
半自長ネギ調製機
1996年「ベストロボ」発進
その誕生は宿命だったー。
農家さんの声をもとに“むきむき”と“きり子”の開発に成功したマツモト。当然の流れとして、この二つの作業を1台に集約するという開発プロジェクトが発足します。これが完成すれば大幅な省スペース化と作業の効率化が可能です。
1996年、宿命のごとく生まれた、長ネギ専用の半自動機“ベストロボ”は、農家さんから圧倒的な支持を受け大ヒット製品になりました。今尚人気は衰えておりません
全自動長ネギ調製ロボット
2002年「完全自動化」実現
2002年。常によりよい機械を追求するマツモトでは、独立行政法人「生研センター」の「農業機械等緊急開発事業」の一環として、一連の作業を完全に自動化した究極とも言える機械の開発に着手。これまでの長ネギ調製技術と知識を総動員することで、長ネギをコンベヤ上に供給するだけで調製作業ができる「全自動長ネギ調製機」を開発することとなります。
この技術が群馬県1社1技術を受けることとなり、その中でも名誉ある「中川威雄賞」を受賞することとなります。
※現在は販売しておりません。
丈夫で長く使っていただける製品を作るため、社外製部品についても性能、耐久性共に当社基準を十分に満たすものを厳選採用しています
時代に関係なく農家さんと共に歩む
現在「開発精神」は不変
より効率的で使いやすい農家さんの役に立つ機械の開発に終わりはありません。全国の農家さんに、使いやすくて壊れにくい機械を提供するためには、地域性に合わせることも必要です。関東圏で故障なく使うことができた機械でも、気温が低くなる北海道や東北ではどうか、逆に気温の高い四国や九州ではどうか、実際にその地で使ってみなければわかりません。当社が農家さんの声を何より大切にしているのもそのためです。
当社の製品開発は、すべてが農家さんとの共同開発といっても過言ではありません。農家さんの要望をもとに試作品を開発し、使っていただいた農家さんの声をもとに改良を重ね、日々完成度を高めていてくのです。
時代がどう変わっても
農家の皆さんと共に歩む
マツモトの開発精神は変わりません。